よく使われる郷土資料

郷土に関する調べものでよく使われる資料を紹介しています。こちらのフェイスブック記事をもとに作成したものです。

 

資料名 概要 関連リンク
金沢市史 ※ 全19巻。1996-2006年に刊行された金沢市における最新の市史です。通史編・資料編のほか、民俗・建築・寺社・学芸・美術工芸・絵図地図といった巻を設けています。 金沢市市史編さん トップページ
北國新聞(データベース含む) 1893年に創刊された北陸の地方紙です。近代以降の編年資料として調べものにも用いられています。当館ではバックナンバーをマイクロフィルム・縮刷版等の形態で所蔵しています。 北國新聞データベース
加能郷土辞彙 加賀・能登の歴史・地名・人名などの語句を解説し五十音順に配列したもの。戦前の刊行物ですが、郷土の歴史事典として現在でも頻繁に参照されています。 加能郷土辞彙
石川県史 ※ 全11巻。石川県全域の古代から現代(昭和64年まで)に至る通史を叙述したものです。収録範囲は、政治・経済・文化・自然等、石川県のあらゆる事象が網羅されています。 石川県立図書館 大型絵図・石川県史
加賀藩史料 ※ 全18巻。天文7年(1538)から明治4年(1871)にかけての加賀前田家及び石川県・富山県の歴史資料を年代順に配列した史料集です。東大史料編纂所のホームページ(近世編年データベース)上で検索もできます。 東京大学史料編纂所データベース
金沢市文化財紀要 ※ 金沢市の文化財や遺跡の報告書・ガイドブックです。野田山墓地・加賀獅子・地蔵尊・加賀万歳・伝建地区・用水など。 金沢市文化財紀要一覧
金沢商工人名録 ※ 昭和2年度の金沢市内の主な商工業者の名前・住所・営業品目などを一覧にしたものです。 金沢商工人名録(昭和3年)
石川県史資料 ※ 皇国地誌・学事報告・石川県勧業年報・芝居番付・諸士系譜など、石川県域の諸史料の翻刻・影印を収録しています。 石川県史資料
金沢古蹟志 ※ 全12編(36巻)。旧金沢区(現在の金沢市中心部)の古蹟を町ごとに集録した地誌です。金沢市図書館ホームページ上で閲覧することもできます。 金沢古蹟志
金沢市住宅明細図 ※ 金沢市内にあった建物の所在地や金沢市内在住者の居住地等を地図上で調べることができます。当館では昭和38年以降の住宅明細図があります(一部欠年あり)。  
市史年表 金沢の百年 ※ 全3巻。『金沢市史 現代編』編纂の過程で作成された年表です。明治元年(1868)から昭和64年(1989)までを収録しています。 市史年表
金沢町名帳 文化8年(1811)の金沢町人の名前と職業を町ごとに収録したリストです。本書以外にも、金沢市図書館叢書として金沢町絵図・加越能三箇国高物成帳・温故集録・諸頭系譜・加賀藩侍帳・御用方手留を刊行しています。 近世史料館 出版物
金沢市史 現代編 ※ 全3巻。近代以降の金沢市の通史を叙述したものです。石川県史には書かれていない金沢市に関するより詳細な事実を確認することができます。  
石川写真百年・追想の図譜 石川県に関する古い写真(街並み・建物など)が収録されています。初版(1979年)と改編版(20世紀の照像、2003年)があります。  
加越能文庫解説目録 上・下 全2巻。金沢市立玉川図書館近世史料館に収蔵されている加越能文庫の目録です。上巻末の藩士名のリストは先祖探しによく使われています。近世史料館ホームページで閲覧・検索が可能です。 近世史料館 所蔵史料
稿本金沢市史 ※ 全14巻。1916-1937年に刊行された市史です。市街編・学事編・寺社編・風俗編・工芸編・政治編があります。国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧することができます。 国立国会図書館デジタタルコレクション
石川県石川郡誌 かつて石川県にあった石川郡(現代の金沢市・白山市・野々市市)の地誌。近代以降の金沢の歴史を調べる際によく用いられます。国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧することができます。 国立国会図書館デジタルコレクション
石川県下商工便覧 明治21年(1888)に出版された石川県内の主な商工業者のリストです。店舗が挿絵で紹介されています。国立国会図書館デジタルコレクションで本文を閲覧することができます。 国立国会図書館デジタルコレクション
石川県教育史 ※ 全3巻。江戸時代から現代(昭和50年頃)までの石川県における学校制度の沿革を叙述したものです。  

※印はシリーズ本を指す。