イベント・展示
1/25(土)夜の図書館×わたしの世界のおすそわけ「雑談読書会」
金沢市で活躍する職業人の方々がおすすめする本の展示「わたしの世界のおすそわけ」。今回は、11月に実施した展示“まちあるき”のおすすめ本を題材とした読書会を開催します。
今回の作品は、赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊/編 『路上觀察學入門』。
路上から観察できる森羅万象を対象とした〈路上観察学〉の旗の下に、都市のフィールド・ワーカーたちが結集した。それぞれ、独特の眼玉を駆使して、街の隠された表情をいきいきととらえる方法をここに披露する、街歩きが好きな人には欠かせないマニュアルです。
互いの読書体験や感想、意見や考えを共有する中で、新たな視点を発見していきながら、作品や作者への理解と、本を通じた人と人との交流を深めてみませんか。
【日 時】 令和7年1月25日(土)17時15分~18時30分
【場 所】 玉川図書館 1階 公開ホール
【図 書】 『路上觀察學入門』 赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊/編
※本はご自身で準備いただき、当日までに読んできてください。
【定 員】 10名(先着順)
※事前申込みが必要です。窓口・電話にてお申込みください。
令和7年1月21日(火)10時~ 受付開始
【申込み・問合せ】 玉川図書館 電話:076-221-1960
(詳しくはこちら>>>>雑談読書会チラシ(147KB)
令和6年度近世史料館特別展 加賀藩における人びとの動き
近世社会では、街道が整備されたことで多くの人びとが行き交いました。当時の藩主は参勤交代によって江戸と国許を行き来し、多くの家臣もそれに従って移動するなか、天和3年(1683)以降、加賀藩では上屋敷(本郷邸)・中屋敷(駒込邸)・下屋敷(平尾邸)が拠点として機能していました。また、京都には詰屋敷、大坂には蔵屋敷が置かれ、これらも拠点となることで藩士らは藩領外にも移動することになります。そして、百姓や町人も手続きを取ることで移動が許され、商売や出稼ぎ、参詣や遊学など、さまざまな目的で藩領外に出て活動していました。
本展示ではこのような人びとの動きに注目し、当時の江戸・京都などに関係する史料を紹介するとともに、参勤の行程からは外れるものの、陸路や海路によって人びとが移動していた能登についても史料を紹介・展示します。
[開催期間]
2024年12月7日(土曜日) 〜 2025年1月19日(日曜日)
10時00分 〜 19時00分
月曜日休館(祝日開館) 土日祝日は17時まで
[開催場所]
金沢市立玉川図書館近世史料館 〒920-0863 金沢市玉川町2-20
電話番号 076-221-4750
金沢市図書館叢書(14) 『御用方手留 二』の刊行・販売について
体裁 A4縦版 本文 縦書き502頁 (写真は『御用方手留 一』)
「御用方手留」は加賀前田家の年寄(家老)役・人持組頭を勤めた奥村家(一万七千石)の幕末の当主栄通(助右衛門・河内守・伊予守)が記した役務日記です。
販売 令和5年5月20日(土)より近世史料館にて販売 1冊 5,761円